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Room 206
206号室

やぁ。ここでは、"君"に協力してもらった観察記録についてまとめているよ。

彼らへの質問も僕が代わりに聞いてきてあげたんだから、少しは感謝して欲しいのだけど。​

挙句の果てには​「まだいたの?」って顔をされたんだから。本当、​みんな冷たいよね。

※全ED回収後の閲覧を推奨

お便り透過.png

員への質問・メッセージ

みんな幸せになれ!!!!!!!!

ミシェルやベアトリスを含め、少年たちが過去を振り返っても前を向けるように生きる日々があればと思います。その先に笑顔と心安らぐ時がくることを願って、作中を生きた彼らに拍手を。未来へ祝福を。

Q. フランくんが早起き苦手なのがとても意外でした。可愛い。皆の朝はどんな感じなんですか?

A.

基本、僕がフランを起こしてるよ。

僕も別段早起きが得意ってわけじゃないけど、2人して寝坊するわけにもいかないからね。

​毎日悪いなとは思ってるよ……。

悪いと思ってるならもう少し頑張ってほしいんだけど?

​アデルを見習いなよ、1人でちゃんと起きてるんだから。

僕はもう昔からの慣れっていうか……。

ハイゼンベルクではルカがいたけど、エルと違って先に起きても全然起こしてくれないからさ……。

​1人って点で言うなら、クラウスはどう?

俺は……普通、かな。

クラウスは初等部の大部屋の時から本当に普通だよ!!

大体普通に起きて普通に寝る。超真面目。ま、それが良い所なんだけどね。

あの頃はユリがお喋り過ぎて全然寝かせてくれなかったけどな……。

そういえば、ユリとエルが喋りっぱなしで見回りの先生に怒られたこともあったね。

ユリが怖い話するからフランが泣いて――

あっ、やっぱなんでもなーい。

(泣いたんだ……)

Q. クリシドの舞台は冬だったわけですが、クリシドの皆は好きな季節または嫌いな季節はありますか?

A.

僕は……秋が好きです。冬が近づいて、少しずつ日が短くなってくる時期が特に。

逆に苦手なのは夏。日差しのせいであまり外にいられないから……。

おれは春が好き。アデルが来てくれた季節だから。あと、夏も好き!星が綺麗に見られるから。

でも冬はユリくんがいなくなった季節だから……。

俺は夏が好きだよ。レナードと同じ理由。嫌いなのも……冬。

僕は冬が好き!夏服より冬服の方が豊富で良くない?

沢山着込んで出かけるのが好きなんだよね~。

別に好きも嫌いもないけど、しいて言うなら5月とか6月くらいが気温的に丁度良いと思う。

​僕は冬が良いかな。好きというか……都合が良いだけだけど。

俺も同じ。露出が多くなるのはちょっとね。

Q. 93期とミシェルの過去(関係性)が気になりますね……。

A.

怖ぁ~い鬼のようなお兄さんに怯える僕達……とっても可哀想だったね。ぐすん。

棒読みにも程があるねぇ。

あ、泣いてたのはフランだけか。

煩いな。あんな怒号聞いて泣かない子供なんかいないでしょ。

確かに……。

俺ってそんなに怖かった?

怖かったよ!!裏で何て呼ばれてたか知らない?

んー、まぁちょっとは聞いたことあるけど。

​今は余計に腹の底が読めないから悪質。

これからも末永く仲良くしてね~。

最悪。

Q. 学力の高い順に並べるとどうなりますか?

A.

年齢の差異もあるので厳密には言えませんが、全員を学力のみで並べると下記のとおりです。

ミシェル(当時) > フラン≒ルカ > クラウス≒エリアス > ルーク >

エリック ≒ アデル ≒ ユリ > レナード 

ただ、エリック以前の生徒達が特に優秀なだけで、エリック以後が悪いというわけでもありません。

レナードも、多分真面目にやれば普通以上の成績は残せるはず。

こんなこと言うのは野暮かもしれませんが、お疲れ様。よく頑張ったね。
幸せになるのは難しいけど、どうか一人になろうとしないでね。一人になろうとしたら苦しくなるだけだから。
失われた命があったり惨劇があったりしましたが、君たちが織り成す物語と歌に出会えて良かったです。本当にお疲れさま。そ
してありがとう。

A.

あら、皆黙っちゃって。

​……色々あったね。

​……うん。

皆には感謝してる。

俺達も色んな人に助けられたよね。

​そうだね。

……アデル。大丈夫?

あ……うん。平気。色々思い出してて。

でもやっぱり、アデルがシュテルンに来てくれて良かったよね。

僕はそう思う。

ありがとう、エル。

僕も、送り出して良かったって思ってるよ。今となっては。

​お前も何か言いたい事あるんじゃないの?

​あ……ううん、おれは何も……。

……レニー。大丈夫だよ。

アデル……うん。ごめん、ごめんね。

皆、ありがとう。今はそれだけだよ。

あいつもきっと今頃笑ってるよ。

……そうだね。

最後に、彼らの物語を最後まで見届けて下さった皆様。

​本当にありがとうございました。

Q. アデル達はどんなクラシックが好きですか?ジャズは?

A.

皆さんがどんなイメージを抱いてるかは分からないんですが、僕は正直音楽について難しい事はあまり分かっていないんです。

何となく感覚的にこの曲好きだな、ってくらいで。

その中の1つが「イタリアンポルカ」です。

今はもう弾いてくれませんけど……ルカが教えてくれた曲で。いつかまた一緒に弾けたら良いなって。

ジャズは……割と最近のジャンルなのかな?

僕はジャズ好きだよ!!

というか僕は両親のこともあるから、昔から身の回りには室内音楽が多くて……。

だから、それ以外のジャンルだったら結構何でも好きかな。勿論クラシックもそれはそれで好きだけど!!

俺はバレエ音楽とかオペラ音楽とか結構好きだよ。

くるみ割り人形とか?オペラなら……魔笛とかもそうか。ベアトリスも歌ってたし。

うん。あと椿姫とか。

僕はピアノ曲ばっかり。でも別に他ジャンルだって興味がないわけじゃないよ。

ただ身近なのがそれってだけで。好きなのは「夜想曲第2番」。

フランくんのピアノ好きだよ。その曲はよく弾いてるよね。

まぁね。

僕気付いたんだけどさー。

シュテルンって音楽学校だしそれなりに皆色々勉強はしてるけど、93期とかアデルってそこまで音楽に強い拘り持ってないよね。

まぁ、良いんじゃないか?実際は音楽家になりたいと思ってる生徒の方が少ないし……。

​そうだね!!ジャンルに囚われないってことで!!

Q. お酒飲む年頃になったらどんなお酒飲みたいですか?料理は誰が一番上手ですか?

A.

​お酒……僕は全然詳しくないんですけど、というか皆分かる……?

うーん、僕達まだ中学生だしねぇ。

しいて言うならキャンディちゃんがワイン好きだけど、お酒の話なんて聞いたことないよね。

僕はあまり飲みたいとは思わないけど。

俺達も……かな。

​うん。お酒に良い思い出はないから。

あぁでもさ、ワインって見た目だけなら美味しそうじゃない?

​まぁ、確かに……?

適度に嗜むくらいが良いよ、そういうのは。

(ミシェルさんがまともなこと言ってる……)

プロフィールの通り、生徒の中では料理(家事)が一番出来るのは意外にもアデルです。

​レナードも手際は悪くないはずなので、誰かと一緒ならまずまず。

エリアスやフランは家柄もありそういった事を一切したことがないので、恐らくパンを焼くとかそういう事しか出来ないんじゃないかと……(笑)

​尚、最も論外なのはユリです。多分、典型的なキッチンを爆破するタイプ。

Q. どんな国へ旅行に行きたいですか?

A.

僕はやっぱりノーチェアーテルには行ってみたいです。

​海もあるし、オーロラも見られるってミシェルさんが言ってましたし。

約束したもん、絶対行こうね。

あと、ユリが好きだって言ってた日本にも僕は興味あるよ。

​ほら、何だっけ……犬いるじゃん、日本の。

柴犬。

あ、そうそう!!どんなかなぁ、見てみたいんだよね~。

ユリの口頭説明じゃ何も伝わらなかったもんな……。

食パンみたいだって言ってた気がするけど……。

食パンみたいな犬……?

​柴犬はマジでめちゃくちゃ可愛いです。(柴犬飼い作者)

Q. 皆だったらミシェルくんからの質問に何と答えますか?(好きor嫌い)

A.

うわ何その恥ずかしい質問。やめてよ。

普通に「好き」だね。

俺もまぁ「好き」かな……。

俺も「好き」!!

​僕も同じく。

優しい子供達ばかりで嬉しいけども。

嫌い。

(☆ED7が確定しました)

​ちょっとそこの2人。笑わな~い。

だ、だって……あまりにも直球過ぎて……ふふっ…………。

フラン……昔泣かされたの根に持ってるね……ミシェルくんどんまい……。

肩震わせて笑ってる2人とフランくんは後でお説教が必要かな?ねぇ、春組さん達。

何か幼稚園の先生みたいだねぇ、ミシェルさん。

​確かに。

Q. 全員の中で泳げる人は?スポーツとかはどうですか?

A.

はーい!!僕泳げるよー!!

​運動も好き!!サッカーとかね~。

俺も泳げる。運動はそこそこ、だと思う。

え、クラウス僕らの中で断トツで運動神経良いのに何言ってんの。

いや、もうかなりブランクあるし……。

良いな、皆……。

​あ、アデル大丈夫だよ!!フランも泳げな――

話変えて。

え、フランくん泳げないの?

​その顔やめろ!!

​すばしっこくはあるんだけどねぇ。

クラウスは大聖堂からとんでもないスピードで走ってましたが……。

双子は傷の事もあるので、人前で水には入りません。

​ルカは馬術が得意なくらいなので体幹がしっかりしてます。

Q. フランかエルが風邪ひいたら看病してくれそう。アデルはこの学校に来る前はルカが看病してくれそう。双子はもちろん、ユリとレナードとクラウスの仲良し3人組のどっちかが風邪ひいたら看病してくれそうですね。

A.

実は、後々出す予定のエリアスとフランの番外編は、フランが風邪をひいて寝込むところから始まります。

(◆番外編の予定が未定過ぎてSSに変更になりそうです)

​▼
風邪を引いた。
いつぶりかは覚えていない。

昔から妙に体は丈夫だった。
流行り病にかかることもなかったし、怪我をしても治りが早い方だった。
もしかしたら妹が病気なのは
、僕が彼女の分まで丈夫に生まれてしまったからなのではとも思った。

なんて、そんな事は有り得ないんだけど。

というフランサイドから始まるお話。

話は戻りますが、クリシドの子供達は本当に過保護というか何というか……大切な存在を大切にし過ぎる節がありますね。

皆間違いなくつきっきりで相方を看病するでしょう。

「うつるから」と断っても無駄です、特にルカは。

​ユリはもうお分かりの通り、お医者様を沢山呼ぶアホちゃんです。

Q. 1日だけ願い事や魔法が使えるとしたらどんなことがしたい?

A.

​◆全員間違いなく『亡き人に会いたい』と願うと思うので、それ以外で答えてもらいます。

僕は……長時間外で遊べるようになりたいです。

目も良くなったら……ってこれじゃ2つか……。

「1日だけ」って制限なら数は関係ないんじゃない?良いじゃん何個でも!!

俺は一日をもう少し長くしたいかな……。

働き詰めの大人みたいなこと言うんだからぁ。

僕はね~色んな国の旅行!!魔法でひとっ飛び!!1日で何か所回れるかなぁ。

身長を……いや、でもな……。

はい、フランくんもっと大きな声で言ってください!!

何でもない!!努力でどうにかするから良い。

甘いものいっぱい食べても太らないようにとかで良いじゃん。

お前が決めるな。

俺は新しい靴が欲しい!!

僕も似たようなところ。新しい本が手に入ったらそれで良いかな。

え、それだけ!?それくらいならいつでもミシェルくんが買ってくれるって!!

エル、お前俺の事なんだと思ってるわけ?

とーーーーっても優しくて頼りになるかっこいい先輩だと思ってます。

吐くならもうちょっとマシな嘘にするんだね。

おれは空を飛んで、星のぎりぎり近くまで行ってみたいな。

この中なら一番実現出来そうな気がする。

え、そうかなぁ?

それで、ミシェルさんは?

俺?俺は女になってみたいかな。

あ、でもそれはちょっと分かるかも……。

えっ。

俺は超真面目に言ってるよ?正しくは「他の生物に」って感じ。

でも動物はちょっと過ごしにくそうだから、同じ人間ってことで。

それって自分の努力じゃどうにもならない事じゃん。

凄い、全く同じだ。

女心が分かって無さ過ぎるとか怒られたこともあるし、ついでに学んでみたいかなーって。

へぇ……考えたことなかったな。

Q. 春組万歳!!

A.

ばんざーい!!

​……って言ってみたけど、万歳って何?幸あれ的な?

​ヴィーヴ(vive)とかヴィヴァ(viva)的なやつ。多分。

なるほど……。

でもなんか、春組って定着してるのちょっと恥ずかしいね。

お前が言い出したんでしょ!!

Q. わがままを言っていることは理解してるんですけど、どうしても…True後のお話が気になります…新しいシュテルンツェルトが出来た10年後でも、新しいシュテルンツェルトが出来るまでのお話でも…どんなお話でもいいので是非…! 10年でも20年でも待ってるので!

A.

「各キャラが10年後何をしているか」だけなら現時点でも少しお伝えすることが出来るかもしれません。

◆以下は、あくまで「現時点(2021.10.30)で構想しているもの」であり、まだ正式なものではありません。

(初期案のようなもの)

万が一今後正式に続編を作ることになった場合は、修正があるかもしれません。

それをご理解の上、「こんな未来があるのかも」程度にご覧下さい。尚、登場人物の「少年時代」が好きな方はご注意。

アデル・ローズ 23歳

シュテルンツェルト教員

シュテルン復興にあたり、新任教師として王室(エマ王子)と色々協議中……というのは建前で、実のところリーゼロッテ王女に呼び出されているだけ。廃校以来ミシェルと同居中。

 

「私は10年も待ったわ。そろそろお父様も許してくださったって良いじゃない。

私はもう“お姫様”に憧れる子供じゃないのよ」

 

ミシェル・カレン 29歳

シュテルンツェルト学長

多忙のあまり生活習慣が歪みがちな部分をアデルが管理。

お陰で希死念慮はなくなったものの、アデルへの精神的依存が強くなっていることに危機感を感じている。


「もう、また何も食べずに徹夜ですか?いい加減身体壊しますよ。

はい、朝ご飯どうぞ。食べ終えるまで仕事は禁止です」

 

クラウス・アルフォード 25歳

キュレーター(博物館学芸員)

楽器の修理士になるか、鉱物学者になるか迷った結果博物館に就職。

貴重なセレナイトの原石が展示されているらしい。

精神病は完全に克服。週に1度博物館に訪れる緑の瞳の女性と良い感じだとかそうでないとか。

「で、最近どうなの?例の彼女とは!」

 

エリアス・キャンベル 24歳

有名ホテルに勤めるホテルマン

高校までは教師になる為の勉強を続けていたが、自分がやりたいのは人に教えることより人をもてなす事だと気付き方向転換。ヘアカット・アレンジなどは趣味として継続。頂いたチップはシュテルンに寄付。

何故恋人がいないのか周りに不思議がられている。

 

「お前、このまま本当に結婚しないつもり?一生?」

 

フラン・レイ 24歳

シュテルンツェルト保健医

医学の勉強をしつつ子供達にとって最良の教育環境を作ることを目指した結果、母校の保健医に。

子供達に好かれるよう、ひっそり笑顔の練習をしているとかいないとか。

「鏡ならいくらでも大聖堂にあるじゃない。あそこなら何枚割っても大丈夫でしょ?フラン先生」

 

エリック・ルノワール 23歳

孤児院職員

ルーク・ルノワール 23歳

小学校教員

ノアと同居中。

エリックはシュテルン廃校後にお世話になった孤児院に恩返しをする為職員に。

ルークは当初検察官を志したが、身分的に不可能であった為教員に。

本来はルークもエリック同様職員になる予定だったが、彼が本当は法の仕事に就きたいということを知っていたエリックは、彼の学力が活かせる職を提案した。(あとノアのような子供との距離を縮める為)

 

15歳になったノアも、今のところ反抗期もなく兄2人と随分仲が良くなった。

学校に通わせてくれている兄達に心から感謝をしているようだ。

「兄さん達を間違えたことはないよ。似てるとか似てないとかじゃないんだ。

まぁ、弟の俺にしか分からない感覚かもしれないけどね、へへっ」

 

レナード・シャノン 22歳

小さな教会で侍者として様々な手伝いをしている。

当時入院していた病院の礼拝堂を取り仕切る神父とシスターが、彼を特別に迎えてくれた。

毎日懺悔室に通いながら贖罪として侍者の仕事に励む彼は、立派な大人だろうと神父は言う。

 

「あの子が犯した罪はこれからも揺るぎません。けれど、あの子もまた悪意を持った大人の被害者なのです。

心を入れ替え悔い改める子供をも赦せないほど、私達の神は狭量ではありません」

 

 

ベアトリス・ハイゼンベルク 37歳

不作為の犯罪幇助として捕らわれた後、3年後に出所。

今後待っているであろう壮絶な人生を覚悟したところにミシェルから「力を貸してほしい」と頭を下げられ、現在は本名のままシュテルンツェルトで裏方の仕事をしている。

 

「姉ちゃんには幸せになってほしい。ミシェルには本当に感謝してるよ」

 

 

ルカ・グリーンハルシュ 24歳

シュテルン廃校後暫くして閉鎖されたハイゼンベルクを離れ、3年ほど別の孤児院で暮らしていたところ、突如離散したはずの親類に連れ戻され帰国。

現在は旧貴族として窮屈な生活を送っているが、家元との絶縁・蒸発のタイミングを見計らっている。

アデルとは再び文通の仲に。

「一度そっちに行きたいって言ってるんだけど……ルカは来させたくないみたい。

だから、今度勝手に会いに行っちゃおうかなって思ってる」

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