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Room 206
206号室

やぁ。ここでは、"君"に協力してもらった観察記録についてまとめているよ。

彼らへの質問も僕が代わりに聞いてきてあげたんだから、少しは感謝して欲しいのだけど。​

挙句の果てには​「まだいたの?」って顔をされたんだから。本当、​みんな冷たいよね。

※全ED回収後の閲覧を推奨

お便り透過.png
アデルプロフィール

デルへの質問・メッセージ

短髪アデルくん最高……似合う……。

A.

あ、ありがとうございます……!

ここまで短くなったのは人生で初めてです。これまで髪を切るのはクレイ先生にしか任せたことがなくて……エルに感謝しないと。

​これからは僕もいるよ。

え?あぁうん……でもルカ、髪なんて切れるの?

​僕も昔はアデルくらい長かったんだけど。覚えてない?

……?

ルカは最初から今くらいじゃなかった?

うーん……まぁ、良いや。

(もしかして……?)

Q. アデルくん!!ルカくんからのプレゼントの中身を教えて……!!

A.

あ、あれはネクタイピンでした。金色の至ってシンプルなデザインのもので。

でも、僕にはまだ少し早いかなぁと思っていて、実はまだ使えていません。

(◆2021年のアデル誕で使いました!)

へぇ~、ルカくんやるね。流石というか。

アデル、ネクタイピンを贈る意味って知ってる?

ううん、知らない。何?

​そういうのはわざわざ言う必要ないでしょ……。

Q. 図書室の隠し部屋に入り一番手前の左側にある梯子を上ったところで、アデル君が気になる反応しているんです。他の本棚は調べても何も出なかったのに、あの場所には何かあるんでしょうか?

A.

あ……えっと……。

もしかしてお前見たの。

​よ、読んではいないよ!でも梯子上ったら目の前にあったから……。

アデルって意外と物知り?

そんなことないと思う……。

2人のどっちかが読んでたんじゃ……いや、何でもない。

うーん、どうだろうね?でもさ、司書の先生に報告するのも恥ずかしくない?

​あれ、誰のなんだろう。

……明言を避けて、敢えて「フリゲあるある」とだけ言わせてください。これ以上はご容赦。(あるあるだよね……?)

Q. アデルくん、本当にお疲れ様でした。色んなルートで色んな顔を見せてくれたアデルくんが大好きです。ミシェルくんと出会ってから、少しずつ表情が年相応になっていくのが最高でした。

A.

​こ、こんなに褒められて良いのかな……。

良いじゃん、こういうのは素直に受け取るべきだよ。

う、うん。

……ありがとうございます。嬉しいです。

ミシェルさんにも皆にも、本当に感謝してます。あと……“神様”にも?

アデル、神様信じてたっけ?

​あ、いや……なんていうか、あの時はいる気がしたんだよね。

Q. アデルくんサインください!!!!ついでに握手もお願いします!!!!

A.

​サ、サイン!?

僕、あまり字綺麗じゃないので……それでも良ければ。

​握手は……えっと、その。うーん……。

また今度お願いしますね~この子シャイなので。

​(剥がしスタッフかな……)

Q. 写真の幼少アデルとお母さんが読んでた本は何ですか?

A.

​あ、あれは「白き王女と黒の国」……の、児童向けに編集されたものです。

学校に置いてあったのは原典に忠実に編集された文庫なので、惨い表現がそのまま描かれてます。

昔はそれを知らずに児童向けのものを読んでいたので、好きな本だったんですが……。

児童向け編集版は、白い髪の王女は母親が殺されることもなく普通に幸せに暮らしているので、それを見た幼い頃のアデルはあの本が好きだったようです。

原典と己に降りかかった現実を考えると今はもう好きな本とは言えないでしょうね……。

あの写真は一応本の表紙にタイトルが書いてあるんですが、直訳過ぎて酷いのであまり見てほしくはないです……(笑)

Q. アデルの父親は今でも警察にいるのでしょうか?

A.

そうです。

アデルが母親を亡くしたのはかなり昔の事のように感じてしまいますが、実際はまだほんの2.3年前です。

その為、刑期としてはまだあと10年程服役するでしょう。

しかし10年後、シュテルンツェルトが復興した時にはもしかしたら……。

​その事を考えると大分怖いのでやめておきます。

Q. アデルとルカとの出会いやミシェルとナハトの出会いのきっかけは?

A.

▼アデルとルカについて

これはルカのキャラクター解説にもありますが、アデルとルカの「本当の出会い」は、8歳のアデルがアルビノにより虐められていた時です。

「お前の家にはペンキ屋でもいるの?」「ペンキじゃなくて粉屋じゃない?」という台詞の後の「ねぇ、やめなよ」という言葉はルカのもの。

アデルが見た「金髪碧眼の女の子」とは、彼のことでした。

​(◆アデルの家のソファに置いてある鞄を調べると見る事が出来ます)

しかし、当時のルカは髪も長く少女のような容姿をしていたので、後にハイゼンベルクでルカと「再会」しても、自分を助けてくれた人物だと気付くことはありませんでした。

一方ルカはというと、相手が数万に1人のアルビノであった事もあり、「あの時助けた子だ」とすぐに気づきます。

しかし、今もそれを伝えることはなく……。(出来れば自分で気付いてほしいという気持ち)

まとめると、

・アデルとルカは元々同じ小学校に通っており、ルカはアデルを助けたことで一方的に彼を知っていた。

・アデルは母親を亡くし、ハイゼンベルクに引き取られて初めて、ルカが「同じ学校に通っていたこと」を知る。

・母親を助けられなかった罪悪感から自殺を図ろうとしたアデルをルカが止め、そこから仲を深めた。

という感じです。

アデルがルカをルカだと認識しハイゼンベルクで過ごした期間は2年弱と短いですが、ルカにとっては既に大きな存在になっています。

​ミシェルとナハトについてはミシェルのページに記載しています。

Q. アデルくん、僕の嫁に来ませんか。

A.

えっと……お嫁さん?

僕、男なので……。

まぁ、アデルくん可愛いしね。顔が。

​そういう問題じゃないです。あと何ですか、顔がって。

とりあえず……僕より素敵な方がいると思いますよ。でも、ありがとうございます。

Q. アデルくん、ルカ派?ミシェル派?

A.

……?

​ルカって、何かミシェルさんと違うもの支持してる?

ん?してないと思うよ。

…これは多分、お菓子の話だね。

​お菓子?

俺はきのこ派。

じゃあ僕はたけのこかな。

え、何の話……!?

アデルは?

いや、よく分かんないけど……僕きのこは好きじゃないしな……。

​じゃあたけのこ?でも​、きのことたけのこのお菓子って美味しいのかな……。

美味しいよ!

そんなわけで某お菓子の論争にすり替えてしまってすみません。

でも、たけのこって当時の西洋文化には浸透してない気がしますね……。

ちなみに作者は圧倒的きのこ派です。異論は……認めます。どっちも美味しいよ!(新たな火種)

アデルくんとルカくん、どうしてこうももどかしいの……早く幸せになって!

A.

どうしてなんでしょうね……。そろそろ穏やかに暮らしても良いと思います。

この2人については続報をお待ちください。

Q. 男性恐怖症のアデルくんがミシェルさんを信用するようになった一番の理由は?割と早い段階で心を開いた気がするので、気になりました。

A.

勿論、最初は警戒していました。

でも……何回か喋ってすぐに、この人は僕に「興味」がないんだって分かったというか。

意がある人は、やっぱりどこかでそれを感じるので……。

その点ミシェルさんは、口とは裏腹に本心はそこにないように感じたというか……本心を悟られないよう誤魔化してるみたいな。

僕ではなく別のことに意識が向いてるように感じたんです。

それに彼は卒業生で、唯一学園の異常性を口にしてくれたから……何か変えられるなら、今は彼を頼るしかないと思って。

彼がいればシュテルンから逃げ出せるかも、とも思いました。

【アデルについての補足】

アデルが受けた暴力の中には、実は性にまつわるものもあります。

(※SS#10にて描写しました)

彼の「男性恐怖症」を聞いた時に過った方も多いかもしれません。
聖職者による少年への性的暴行が横行していたのは現実の歴史にもあるので、同じくクレピュスキュールにも存在した忌まわしき犯罪です。

しかしそれを本作で描写しなかったのは、単にゲームの年齢制限的な部分と、「表現したい・見せたい部分がずれると思ったから」です。

○年齢制限について

R15で性的描写が含まれる作品は多く
あるので、それ自体は特に問題ではありません。

しかし私は「どうせやるならしっかり入れたい」という創作者なので、そうすると強姦などの凄惨な状況を直接的に描く必要があり、それでは到底R15では収まらないという事情がありました。

ここまで言うとアデルも酷い目に遭ったと思われるかもしれませんが、彼が経験しているのは強姦「未遂」です。

母の死の直後、家から飛び出して呆然とふらふら歩いていたところをアルビノ狙いの人攫いに遭い、同時に強姦未遂、探しに来た警察から保護→ハイゼンベルクへという流れがありました、実は……。

勿論未遂であっても恐ろしい体験をしていることに違いはありませんが、彼が男性に恐怖心を抱くようになったきっかけはあくまで父親であり、その後人攫いにより追い打ちをかけられた形です。

アデルが過去に起こしたという「自殺未遂」は、ハイゼンベルクにやってきた直後。
父親に襲われ、母が死に、見知らぬ男達に襲われた彼の精神はもうまともではなかったので、初めはクレイ先生のことも信用していなかったし、ハイゼンベルクに来てすぐ自室で首を吊ろうとします。

そこにやってきたのが
ルカ
母親といい警察といいルカといい、アデルは全て寸前で助かっているんですね……命がいくつあっても足りないよ。

あと、クレイ先生は子供達に
(性的なものも含め)暴力は一切働いておりませんので安心してください。
あれはただの金の亡者ですし、そもそも子供に対してそういう欲求は働かないタイプです。


子供に手出していないところだけは唯一評価出来ます。

まぁ娘には殴る蹴るの暴力を振るっているので、決してプラスにはならないんですけどね……。

​以上、長~い補足でした!

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