
Room 206
206号室
やぁ。ここでは、"君"に協力してもらった観察記録についてまとめているよ。
彼らへの質問も僕が代わりに聞いてきてあげたんだから、少しは感謝して欲しいのだけど。
挙句の果てには「まだいたの?」って顔をされたんだから。本当、みんな冷たいよね。
※全ED回収後の閲覧を推奨

▼僕への質問・メッセージ
Q. 2周目以降のナハトくんに話しかけた時の「何周目?」で心臓を持っていかれて大変好みです。
A.
心臓なくて大丈夫?
あれ気付く人結構少ないんだけど。嬉しいよ。
はい、これ。人の心臓奪う趣味は無いから返すね。
Q. ナハトの正体…黒猫=青い鳥=206号室の住人=一連の事件より以前から住み着いている幽霊、という解釈であっていますか?
A.
黒猫=206号室の住人、というのは正解。ちょっと空き部屋を拝借したんだ。
でも、僕が来る前から何故か「幽霊部屋」とは呼ばれていたみたいだね。
青い鳥とは全くの無関係。彼女はレナードの友達さ。
「ある時には鳥に」って言ったけど、あれは他の世界での話。紛らわしくてごめんね?
Q. ナハトは翠さんの分身みたいなものかな?と思っているのですがどうなのでしょうか?
A.
僕は僕であって、それ以上でもそれ以下でもないよ。
……とか言うとまた怒られるんだろうなぁ。
分身ね……それはまた少し違うんだけど、各世界(物語)を行き来出来るという意味では間違ってはいないかもね?
ともかく、まぁ今僕について言及するのは程々にしてくれると助かるよ。
そのうち分かるからさ。ここじゃない、どこかで。
Q. 全クリしてからナハトがExtraに出てこなくなって寂しいです。なぜ戻ってこないのですか?
A.
僕はシュテルンツェルトの生徒じゃないし、もっと言ってしまうなら「SacredSyndrome」のキャラクターではないからね。
ずっとあそこにはいられないのさ。何より、次の目的地があるから。
でも、寂しいって言われて柄にもなく動揺しちゃったなぁ。ありがとね。
あぁ、最後に1つだけ言うなら……「全ての記録」を消せば、また戻ってくるよ。
Q. わぁ、化け猫。
A.
お、なかなかやるね、君。
Q. アデルとミシェルとエリアス以外黒猫は見たことないですか?
A.
うん、ないよ。
僕の事が視えてるかどうかっていうのは僕が一番分かってるけど、今のところはその3人以外にはいないかな。
同じ空間に僕がいたとしても、視えてるのは彼らだけ。
まぁ、3人とも他の子がいる時は完全に無視だけどね。少しくらい反応してくれたって良いのに。
Q. アデルの悪夢で黒猫ナハトいましたが悪夢の世界にも入れるのでしょうか?
ENDによっては現実で黒猫ナハトがセーブポイントがいましたがどうしてその時だけ?それともアデルの幻覚でしょうか?
A.
僕はどこにでも行けるよ。それが夢の世界だろうが、死後の世界だろうが関係ない。
僕って親切だからさ、「リヒトが居ちゃいけないところ」とか「リヒトが居たら不自然なところ」は代わりに僕がセーブさせてあげてたわけ。もっと感謝してくれても良いんだよ。
あ、でもねー。
あのシーンだけは彼の幻覚だったのかもね?喋らず鳴いてたのに、気づいてもらえず可哀想に。
あれが本当に僕だったなら、ちゃんと返事をしてたはずだよ。
「大丈夫、君は間違ってない」って。
Q. ナハトとユリ、エリアスの会話が見たいです。
A.
だってよ。そろそろ話してくれても良いんじゃない?
心配しなくても君の幼馴染はここにはいないよ。
……そういう問題じゃないんだよ。
っはは!!やっと喋った!!
君に1つだけ聞きたい事があったんだけどさ……。
うんうん、良いよ何でも聞いて。今日は機嫌が良いから教えてあげる。
ユリとも面識あるの?
勿論。
はぁ……そう。
でも、それは彼が成仏した後の話。それまではなかったよ。僕が一方的に知っていただけ。
成仏したのに会話が出来るの?君って都合が良いんだね。
まぁね?僕にとっては成仏も何も関係ないから。
君達の大事な女の子のことも、知りたいなら教えてあげるよ。
……それは、僕達が死んでからの楽しみにしておくよ。
ふーん?そっかぁ、つまんないの。
Q. ナハトはどうしてアデルだけヒント与えたのでしょう?やっぱり気紛れ?
A.
そりゃ決まってるじゃない。彼がこの物語においての「主役」だからだよ。
彼にはちゃんと「神の導きの下」動いてもらわないといけないから。
もっと正しく言うなら……別に僕は彼にヒントを与えたわけじゃない。
「神」も時として迷う事があるだろう。その為さ。
……って、あれ?そうなると僕はもしかして神に仕える天使なのかも。
Q. あ、ナハトやっほー。質問なんだけど、君っていくつなの?
あとその名前は誰かにつけてもらったの?それとも自分で名乗り出したの?
A.
やっほー。
僕の年齢?うーん……君が想像してるより遥か年上な事は確かだよ。
100……1000……?いや、流石にそこまでじゃないか。ごめん、忘れちゃった。
この名前はねー、貰い物。とある魔女からのね。
Q. ナハトは黒猫だけじゃなく他の動物や人間にも変身出来ますか?
A.
うん、出来るよ。
シュテルンツェルトでは小中学生じゃなきゃいけなかったからあの姿だったけど、別にそれ以外にもなれる。
まぁ、僕が特別変身が得意なだけなんだけど。そうじゃない友達もいたりするよ。
……って何か、最近僕お喋りすぎる気がするなぁ。もう少し秘密にしておかないといけないのに。
情が移るのは良くないね。このままじゃ僕も、“先輩”みたいになっちゃうかも。
Q. ナハトくんが「出来ないこと」って何?
A.
「望まれていないこと」は出来ないよ。逆に言うと、「望まれていれば」何でも出来る。
僕は何でも出来るけど、何も出来ないのさ。なんか哲学っぽい?
Q. 名前は生まれた瞬間につけられたの?それともコードネーム的なもの?
A.
鋭い人もいるもんだね。その認識は間違ってないよ。
Q. 最近ナハトが喋ってる「S」とか「???」って誰ーー!?!?
A.
はは、そんなに気にしなくても良いのに。Sはともかく、もう一人には近いうち会えるんじゃないかな?
Q. ねえねえナハト。最近ナハトにそっくりなリコリスっていう子を見たんだけど、知り合い?
A.
おや、それは嬉しいね。勿論知ってるよ。
Q. ナハトには誕生日ってないの?
A.
あるよ。でもまだ秘密。