


Story
それは、とてもとても甘いもの。
内向的で寡黙なヘンゼルと、外向的で世話焼きなグレーテル。
よく似た顔に、よく似た声。
揃いの亜麻色の髪とミントグリーンの瞳は、彼らが双子であることの証だ。
2人が14歳の誕生日を明日に控えたある日、ヘンゼルが言う。
「ねぇ、グレーテル。
あの森のずっとずっと奥に、お菓子の家があるんだって。2人で行ってみない?」
いつもは口数の少ない兄の提案に、グレーテルは内心驚きながらも快く応じる。
「あの童話の主人公みたい!」
そして2人は、“ 再び ”森の奥へと向かう。
おとぎ話のようなお菓子の家など、存在するはずもないのに。
Character
登場人物


ヘンゼル・ルルー
Hänsel Le Roux
Age:13
銘菓『ノエル・ルルー』の息子。
寡黙で冷静な双子の兄。
表情に乏しいが、勿論喜怒哀楽はある。
チョコレートが大好物で、ほぼ依存症。
お気に入りはフロイデの板チョコ。
別に今更何をしようという気はないが、とある事に辟易としている。
「この世で一番甘いもの。
それがあの家にあるって聞いたんだ」


ノエル・ルルー
Noël Le Roux
Age:39
銘菓『ノエル・ルルー』の店主であり、
ヘンゼルとグレーテルの父親。
父のルーカスから受け継いだこの菓子店と家族が大好き。
最近は多忙で子供達に構ってあげられていないことと、息子が実家ではなくフロイデに拘ることが密かな悩み。
また、娘の反抗期も近いのではと内心冷や汗。
「お前が店に出るのなんていつぶりだ?」


リコリス
Liquorice
Age:???
ヘンゼルの元へ遊びに来る黒猫。
その真っ黒な姿から、リコリス菓子の名前を付けて可愛がられている。
何故かグレーテルがあげたものは食べないらしい。
「…………」


グレーテル・ルルー
Gretel Le Roux
Age:13
銘菓『ノエル・ルルー』の娘。
少々強引で世話焼きな双子の妹。
店の看板娘として地元で評判の美少女。
兄に対し少々特殊な感情を抱いているが、本人は無自覚。
兄を常に気にかけ、困ったことがあれば率先して助ける。ヘンゼルさえいてくれれば、彼女はそれで良いのだ。
「私はチョコレートなんか要らない!
ヘンゼルがいてくれれば、それで満足だもん」


ローズマリー・ルルー
Rosemarie Le Roux
Age:38
ヘンゼルとグレーテルの母親。
何事にも物怖じしない、芯の通った強い女性。
自身も店の営業に携わっており、厳しくも優しい店主の奥さんとして従業員達からも慕われる。
口数が少なく表情に乏しいヘンゼルと、正反対なグレーテルの違いが気掛かり。
猫は少し苦手。
「分かってると思うけど、
お菓子のつまみ食いなんてダメよ?」
Overview
Genre
ジャンル
童話題材謎解き探索サイコホラーADV
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」を題材としたサイコホラーゲームです。
(基本は人為的ホラーですが一部心霊要素あり)
実際の童話内容には沿うものではなく、あくまで同じ名前の別人として描きます。
主人公はヘンゼルとグレーテル。
各ポイントで2人の視点を切り替えて進みます。
実家のお菓子屋さんのお手伝いをしたり、お菓子の家を探索したり。
読み物や会話、ギミック多めです。マップ探索や謎解きがお好きな方向け。
前作「Sacred Syndrome」の小ネタが含まれますが、直接の繋がりはないので今作からでも支障なく遊べます。ちょっとしたファンサービス。
Recommended
対象年齢
15歳(高校生)以上
残虐描写のほか、一部性的表現や特殊な要素が含まれる為、15歳未満(中学生以下)のプレイを禁止します。
Play time
想定プレイ時間
1周約3~4時間
ストーリー自体は長くないので、必須イベントのみの回収で謎解きさえ詰まらなければ恐らくこのくらいだと思います。
Voice
ボイス
パートボイス、もしくは一部演出
Ending
エンディング数
1~2つ
会話のバリエーション、任意探索箇所、実績など、プレイに個人差が出る要素は多めに作る予定です。
また、別視点のエピローグも予定しています。
Price
価格
無料、もしくは500円前後
有料の場合はSteamでの販売を検討しています。
OS
対応プレイ環境
Windows10、11
Mac、スマホでのプレイは検討中です。
Element
含まれる要素
童話、史実、心霊現象、残虐表現、性的表現(異性愛、性的倒錯)、心身に関わる疾患
異性装、キャラクターの年齢経過、前作ネタ(ストーリー理解に支障なし)
事前に確認しておきたい不安要素がある方はこちら
Release
公開日
未定
2026年内を予定しています。